京都漆塗り職人プロフィール
漆塗り,箔加工の全国対応いたします
漆・箔加工お問い合わせ
フェイスブック
Google+
漆塗り職人「恭」ブログ
漆・メディア掲載
漆修理・漆修復・漆塗り直しのご紹介
2012.09.04更新
京都漆工房
〒600-8886
京都市下京区西七条北月読町78
TEL/FAX 075-203-1972

→リンク

漆塗り家庭祭壇

東京歩きまくりの旅 2

user-pic
0

まいどおおきに。

11月2~4日、東京ビッグサイトで行われました「インテリアライフスタイル展」でご縁をいただきました企業各社へのご挨拶まわりをしてきました。

また、かねてからご挨拶に行きたかったJCDの設計事務所へも伺い、一週間の滞在で15社廻ってきました。奇跡的なアポイントの取れ方してまして、はぼタイムラグなし。移動は走ってました。

飯島直樹さん、橋本夕紀夫さん、小坂竜さん、スーパーポテト杉本さん巨匠面々にお時間頂き、将来性に大きな期待が持てました。また、上場企業の役員さんをご紹介いただき、関東方面への強いパイプを結べたように思います。

 しかしながら、漆や箔加工など日本の伝統工芸の魅力が伝わっていないことをあらためて認識させられました。「漆って何ですか?」「箔ってなんですか?」

まずは自己紹介を兼ねて漆や箔の説明からですね。そして魅力、具体的な提案、具現化の方法へ説明は移ります。私が思う中で一番の難所が具現化の方法です。工場生産可能なプランから現場加工を強いられるプランまで二ーズは多様にあります。しかしながら求められる品位と工法、具現化できる職人の選定をバランスよく悉皆することの難しさを感じ、従来われわれの技術を提案してくださった皆様の苦悩を感じながらあらためて感謝の念を抱きました。完全分業からなるネットワーク。重要なのは個々の強みを前面に押しだすこと。これ無しに川上からは流れませんね。日々、分業の中に身を置き、得手不得手を理解した上、具現化できる工法を提案からものづくりまでまとめて私が押し流す必要をかんじました。わたしのビジネスモデルは私にしかできないブルーオーシャンかもしれません。             

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.matsuda-urushi.com/mt/mt-tb.cgi/133

コメントする